Jabra Elite 65t
ヘッドセットはJabra!とみんなが言ったとか言わないとか。真偽の程はともかく、アメリカ企業に勤める私はオフィスでよく見かけるブランドではある。ただ、余り詳しくは知らなかったし、身近な製品として付き合うこともなかった。
ソニーのSBH-50というブルートゥースイヤホンをいつ買ったか忘れるほど長いこと使っていた。自分はiPhone使いなのだがケーブルでiPhoneと繋がっている状態がいつしか煩わしく感じるようになり、余り機種に悩むことなくSBH-50を購入し使用してきた。何より音質が好みに合った。その頃ワイヤレスイヤホンを使っているヒトは少数派だった。
ヒトは堕落する生き物だ。いや変化を求める生き物なのだ。本体とイヤホン部分がケーブルで繋がっていることも煩わしくなった。そして期は熟し世の中にワイヤレスイヤホンは満ちあふれる状態に。もう一つ、スマホの普及で人込みでの干渉が激しくなり、ブルートゥース接続が切断してしまうようになってしまった。
中々決められなかったですね。余り悩まない性質なんだけど。それ位価格帯からして幅広いラインナップだった。SBH-50のタイプから首に掛けるタイプ、そして最近のiPhone付属の左右完全独立タイプまであり、悩みは尽きない。
元来物持ちのいい私。けちくさいことはやめようと思った。かといって所詮はワイヤレスイヤホン。究極?の音質は求めない。
ピックアップし、視聴にこぎ着けたのが以下の機種。
Xperia Ear Duo(XEA20), WF-1000X, WF-SP700N。使っている機種繋がりでSONYばっかでした。最初は形のユニークさ、外音が自然に聞こえる構造に注意が行った。Xperia Ear Duo(XEA20)だ。
イヤホンの活躍の場が通勤電車の車内だからである。でも、外音が聞こえ過ぎだった。
そして残りの2種。
どちらも音質は好みだった。外音取り込み機能も自然だ。しかし決めきれなかった。購入レポート、レビューに接続が不安定というコメントが多かったからだ。
そこで違うメーカーにもチャレンジ。Anker Zolo Livert+。ネットの情報ではコスパがいいらしい。機能も充分だ。がしかし、音がチープ過ぎた。外音の取り込みのわざとらしさもソニーを試した後だと共用しがたいレベルだった。
そして遂に巡り会えたのがJabra Elite 65t。フィット感も良く接続も安定、音質もとても軽快でAppでカスタマイズもok。おまけにマルチペアリング、外音取り込みもSONYとAnkerの中間からSONY寄りといったところ。合格点である。連続使用時間も最高レベルの5時間で、ケースでの充電も勿論可能と言うこと無し。